佐野市仏教会 報恩寺

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4681.jpg4681.jpg天徳寺宝衍墓
報恩寺(山形町)

妙光山 報恩寺
山形町の臨済宗建長寺派の寺院です。天徳寺宝衍(佐野房綱)の菩提寺であり、現存の大きな墓塔(佐野市指定史跡)は寛政3年(1750)の150年忌に遺徳を偲んで旧臣の子孫が建てたものです。また第一・第三日曜日に座禅会を行っています。



お寺の歴史

勧請開山 栄西 元久元年(1204)
木曽義仲の子、清水冠者義高が落ち延びて佐野家に仕え、名を佐野(岩崎)越前守義基と改め、父祖の霊を弔う為に寺を建て、栄西を招請して開山とし、如法寺と称したといわれています。
21世三伯玄伊和尚の代に、妙光山報恩寺と改めました。
住職は代々鎌倉建長寺の隠居が務めていたといわれており、格式のある寺でした。天正19年(1591)に天徳寺了伯が、母(赤見丹波守義政の娘)の菩提を弔うため自ら大願主となって中興しました。この時の住職が福源山古溪籐和尚であり、徳川幕府から19石7斗の朱印地をいただいており、末寺8ヵ寺を持つ大きな寺院でありました。
寛政年間(1789~1801)までは、広い境内に堂塔が林立していたといわれますが、その後寛政・嘉永年間2度の火災に遭って焼失し、その後再建された桃山式建築の本堂も平成6年に不慮の火災で焼失しています。現在の本堂は平成10年に再建されたものです。

定期座禅会

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毎月 第一日曜日午前7時から・第三日曜日午後7時から定期座禅会を開催しています。
・梅湯茶礼・読経・座禅(約20分×2)・茶礼の流れで約1時間半の座禅会です。


宗派
臨済宗建長寺派
本尊
薬師如来
住所
栃木県佐野市山県町1178
TEL
0283-65-0482