広葉杉
東光寺(寺中町)
亀峰山 東光寺
佐野堀田家の菩提寺であり、中門は、文久年間に建てられた佐野堀田城の陣屋の大手門を明治時代に移築した物である。
山門をの中にある榧と広葉杉は(樹高約20m)樹齢は、推定300~500年といわれており、佐野市の天然記念物に指定されています。
また、春は桜、秋には「白い彼岸花」が咲き、多くの方が訪れる。
・5月8日薬師如来縁日・9月24日施餓鬼会などが毎年行われる。
お寺の歴史
寺伝では開山を最澄(伝教大師)とし開基を円澄とする。
平安初期延暦年間の創建で初め天台宗であった古刹伝承がある。
栄枯盛衰あって鎌倉期の康元元年建長寺第七世鏡堂覚円(大円禅師)が月洲法乗禅師を勧請開山とし自らは二世となり再興され現在に至る。
また、寺の開創は次のように伝えられている。「伝教大師最澄(767~822年)は、自身で彫った「薬師如来像」を広智上人に託して、関東に送らせたが、この地に至り像を乗せた車の車軸が折れ、動かなくなった。これは仏慮の致すところと時の領主に訴え、八町四方の地を得、七堂伽藍を建立し、薬師如来像を安置した。車を埋めたところを車塚という。
宗派
臨済宗 建長寺派
本尊
薬師如来
住所
〒 327-0836
栃木県佐野市寺中町2337
TEL
0283-22-2474