大雲寺本堂
大雲寺(相生町)
龍王山 松柏院 大雲寺
浄土宗
お寺の歴史
釈迦三尊像阿弥陀如来をご本尊とする大雲寺は、永禄年中(1558年〜1570年)唐沢山城主佐野昌綱を開基に、開山に真蓮社天譽上人を迎え開創された。創建の地は唐沢山麓の館野であった。大雲寺が創建されたのは、佐野氏にとって危急存亡な時代であったとも言える。それ故にこそ昌綱は、明日をも知れぬ身を”御仏”(阿弥陀如来)にすがり、来世は極楽に往生するのを願い、建立したのであろう。
慶長7年(1602年)唐沢山城主佐野信吉は、佐野庄天命の春日岡(現在の城山公園)に新たな城郭の建設に着手した。移城に伴い平行して天命の町造りも行った。まずは城下の南に広がる台地を碁盤の目状に区画し、街路の突き当たりに寺院を配置した。有事の際、寺院が防塞的役割を担わせる為であった。
大雲寺も町造りの一環として、館野から小屋町木戸外の現在地に移設されたのである。
平成元年(1989年)に「佐野ぼけ封じ観音菩薩」を建立。
また、平成29年に一般的な「永代供養墓」と異なり、供養塔の周りにはお花や樹木のある広い庭園式永代供養苑を建立するなど代現社会のニーズに合わせた寺院経営を行なっています。
宗派
浄土宗
住所
〒327-0509 栃木県佐野相生町28