願成寺本堂
願成寺(鉢木町)
梅秀山 願成寺
臨済宗 建長寺派
お寺の歴史
本尊 阿弥如来像願成寺は。宝亀年間(770年)大僧都智開法印の開山で、大同年間(806年)河原の西のほとりに創建され、天台宗に属していました。天慶年間(938年)藤原秀郷公、山本の里松の内の上に寺を建て、延寿山安入院蓮華坊とも称した。故に秀郷公を開基としています。
永徳年間(1381年)となり。古天禅師中興開山となり、天台宗より臨済宗に改宗、梅秀山と称した。弘治2年(1556年)民家より発した火災の為、諸堂炎上に遇う。慶長6年(1601年)ようやく再興となるが、寛政7年(1795年)には失火により七堂伽藍その他、古文書・古記録をはじめ幾多の得難き宝物が消失した。
嘉永3年(1850年)本堂再興の工を起こし、嘉永4年竣工大正4年(1915年)二十一世義棟和尚、本堂改装、翌5年入仏式修行。
- 鉢の木物語の絵佐野源左衛門の位牌鉢の木物語:吹雪の夜一夜の宿をと常世の軒下に立った旅僧(執権北条時頼)を親切に迎え入れて、暖をとらせるが途中で焚き木が無くなり、そのとき常世は立派な盆栽を惜しげも無くくべて暖をとったという下りの物語の主人公佐野源左衛門常世の菩提寺として有名です。
宗派
臨済宗 建長寺派
本尊
釈迦如来像
住所
〒327-0508 栃木県佐野市鉢木町15−5
TEL 0283-85-3285