慈眼院本堂
慈眼院(寺中町)
東水山 慈眼院
寺中町にある真言宗の寺院です
お寺の歴史
慈眼院は真言宗豊山派に属する寺院で、正確には「東水山 清光寺 慈眼院」と申します。本寺は安楽寺で、安楽寺中興一世 源永法印大僧都が慈眼院の開祖で、隠居寺として建立されたと伝えられています。名前の由来は、「そこ(安楽寺)より東の方の清い水がこんこんと涌き、木々の緑が深く生い繁るこの土地」と云う意味を込めて「東水山」という山号が名付けられたと考えられます。時代により、東水山の水の代わりに、濃い緑の意味の翠の文字を用いて東翠山と書いた事もありました。
平成元年に現在の山門と本堂・庫裡を建立しました。
先代住職 前沢敏氏は佐野高校教諭として教壇に立たれ、また田中正造研究の第一人者としても著名でありました。
- 本尊 聖観世音菩薩像(作者年代不詳)銅造大日如来像○銅造大日如来像
- 栄仙(19世)代の「慈眼院什物帳之控」に「大日如来金佛一体」と誌されており、昭和60年9月10日付けで佐野市教育委員会から「佐野市重要文化財」の指定を受けました。連座の部分に、関東下野國佐野庄植野村 貞享三丙寅天七月吉祥日 天明金屋町大工 丸山弥兵衛 施主 林 海 番場衆中 と陰刻されています。
2013年9月28日(土)そよ風コンサート と題して音大生によるコンサートを開きました。
出演者
佐藤郁夫(ピアノ)
田村亮太(サックス)
井上 慶(ソプラノ)
満嶋拓実(ヴォーカル)
宗派
真言宗
本尊
聖観世音菩薩像
住所
〒327-0836 栃木県佐野市寺中町2273
TEL 0283-22-3583