天應寺本堂
天應寺(堀米町)
瑞龍山 天應寺
堀米町にある曹洞宗の寺院です
お寺の歴史
三代将軍家光の時、外様の佐野氏を江戸に近い佐野に置く事を恐れた江戸幕府は慶長19年(1614年)佐野藩の領地を没収。佐野氏に代わり彦根藩主井伊直孝が領主になった。佐野が越名・馬門河岸により江戸に通じていた事や、東照宮の修造や護衛の任務を負わせる事を考慮された。
このとき天應寺が井伊家の菩提寺になり、現在の位置に井伊直孝の手により建立された。
その為、井伊直孝は天應寺中興の祖としてあがめられている。
井伊家陵墓
天應寺の高台には、井伊家の陵墓があり歴代領主また安政の大獄で倒れた井伊直弼大老の遺髪を納めた墓もここにある。井伊大老の陵墓は世田谷の豪徳寺と天應寺の2カ所とされている。
宗派
曹洞宗
本尊
釈迦如来像
住所
〒327-0843 栃木県佐野市堀米町754
TEL 0283-22-2104